〈メモの魔力〉を読みました。
読む前はたかがメモと思っていたのですが
たかがメモ
ではありませんでした。
事実をメモしてからそれを抽象化して転用するのです。
いちいちそれをするのです。
いちいちそれをするのは面倒だと思いますよね。
著者も「解きたくてたまらない具体的な課題が自分の中にないと、特に抽象化するモチベーションはあまり湧かないでしょう」と書いています。
結局自分が何をやりたいかということが明確でなければ、メモや抽象化の技法を学んだところでさして意味がないと。
なので
「すべてのノウハウを超えてもっとも知るべきことは、自分を串刺しにする本質的な人生の軸です。」
と。
じゃあその人生の軸をどうしたら手に入れられるか。
この本の巻末の自己分析1,000問に答えて、答えるだけではなく、一つ一つ抽象化して転用もします。
すると、必ず「自分はどういう人間か」「何に幸せを感じるか」「何をするのに意欲がわくのか」などが明確になってきます。
自分のやりたいことがわからないと思っている方はぜひこれに取り組まれることをお勧めします！
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